割栗石(ロックガーデン)の種類について

 

 

 

 

今回は、今流行りのロックガーデンに

使用することの多い割栗石の種類

についてご説明いたします。

 

 

 

 

まず、「割栗石ってどんな物?」と思われる方も多いかもしれませんが

割栗石とは、岩石を砕いた100~200mm程度の大径のものです。

似た用語で、砕石というものがありますが砕石は、岩石を砕いたものになり

割栗石より径は小さく駐車場や建物の基礎の下地として使われることが多いです。

 

割栗石は先ほどご説明したように砕石よりも大きい石のことを言い

100~200mm程度とありますが実際には、

50-150mm 150-250mm 250-350mm など

色々なサイズが採石場には分類されております。

採石場によって規格サイズは異なる場合が多いですが

外構などのロックガーデンに使用する割栗石は50-150mm か 150-250mm の規格が

多いのではないかと思います。

サイズによって使用する場所や提案の仕方をエクセルでは工夫しています。

 


割栗石 50-150mm 使用実例



エクセルでご提案する場合に50-150のサイズは全体的に割栗石を敷き詰めたい場合に

よく使うサイズになります。

150-250mmでも施工に問題はありませんが、50-150mmの方が細かい石も

含まれているので大きいものに比べると、きれいに並べることができます!!

 

植栽の根本やワンポイントで部分的に敷き詰める場合や、駐車場の脇に隙間を空けて

その部分にアクセントで敷き詰めるときもあります。

 

 

 


割栗石 150-250mm 使用実例



150-250mmのサイズの場合、1サイズ石の大きさが大きくなるので

アクセントの中にインパクトを出したいときや花壇などの一部に少し

並べたりする場合に、50-150だと少し小さくて寂しくなってしまう・・・

などの時に使用することが多いです!!

 

1サイズ小さいもにに比べて実際に見るとかなり大きく感じてインパクトがあるので

上の2種類のサイズをエクセルではお客様のご要望や用途に応じて使い分けしています


ロックガーデンなどに使用する割栗石の種類や産地について


最近は外構工事の中でよく見るようになってきたロックガーデンですが

割栗石といっても色々な石の種類や、産地によって見た目が異なります。

 

まず、石の種類についてですが

大きく分けると火成岩、堆積岩、変成岩の3つに分類しており

その中でも、花崗岩や、石灰岩、砂岩など色々な石の種類に分かれております。

 

 

細かく分けていくと何十種類とありますが、今回は外構工事でエクセルでもよく

ご提案することの多い石の種類を教えます!!

 

まず1つ目が岐阜県内(多治見・可児市などなど)で採ることのできる

 内津砕石(青砕石) になります。これは岐阜県内ではかなり多くの方が

見た事があるのではないかと思います。

 

内津砕石(青砕石)割栗石

 

内津砕石は砂岩の分類になります。

砂岩とは(Sandstone)堆積岩に分類される天然石で、主に堆積した砂の成分が長い年月をかけて固まり岩石になったものになります。

 

外構の乱張りなどに使用する石もこの砂岩のものが多いのではないかと思います。

内津砕石は特に黒い肌が特徴的で部分的に錆色(茶色)が入っているものもあり

砕石独特の尖った形状が空間に独特なデザインを演出してくれます。

採れる場所によって錆色(茶色)がメインの砕石もあるので黒と茶色のミックスで

割栗石を並べるなんてこともできてしまいます!!

 

 

2つ目の石材が各務原で採ることのできる 鵜沼砕石 になります。

鵜沼砕石(チャート)割栗石

 

鵜沼砕石はチャート石という分類になります。

チャート石とは主成分が二酸化ケイ素でできている堆積岩です。二酸化ケイ素は石英岩と同じ成分をしているので石英と同じ成分からできている岩石なのでとても

硬いのが特徴になります。

 

特にこの、鵜沼砕石は色合いが鮮やかで他の石材にはない個性的なデザインを

演出してくれるため、わざわざ県外からこの鵜沼砕石を配達してまで提案したいという

外構業者様も多くいると聞いたりします。

和風や洋風などの色々な外構のデザインにマッチするので汎用性の高い石材になります。

 

 

次に紹介させていただく石材は石灰岩という分類になる

大垣市 産 白砕石 

岐阜市 産 ライムロックブラック    

になります。

 

石灰岩も堆積岩の一つで、主成分は炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムは石灰岩の50%以上を占めており、その他はマグネシウムやケイ素等で構成されています。

基本的に白色ですが、含まれている不純物によって黒みがかっていたり黄色がかることもあるので産地の寄って同じ石灰岩でも見た目の雰囲気が変わってくるのも特徴です。

 

ライムロックブラック 割栗石

 

ライムロックブラックは全体的に黒色を基調とした形にはなりますが、

石灰岩なので乾燥した時に部分的に白く見えたりします。

内津砕石と同じ黒色の石材にはなりますが乾燥した時の見た目は

全然違う印象になると思います!!

 

大垣市産の白砕石は最初に写真で載せさせていただいた

 可児市 F様邸 の外構でご提案させていただいたものになります。

ライムロックとは違い全体的に石の色がグレーから白色になるのが特徴なので

同じ石灰岩でもこれだけの違いが出てくるので

是非 ↑↑↑のリンクから白砕石の事例をご確認ください!!

 

エクセルではよくロックガーデンのご提案も多くするのでHPの施工事例から

是非いろいろな石材を拝見していただければと思います。

このようにロックガーデンに使用する石材の種類だけでも数多くの種類があり

ご紹介した石材以外にも、色々な産地でイメージの違ったものが数多くあります。

 

 

お住まい地域によって石材などの種類などが変わりご提案する内容にも

違いが出てくるのも、またロックガーデンの醍醐味になるのではないでしょうか?

 

 

 

多治見市・可児市・岐阜県内の外構工事は

 

是非 エクセルまで お気軽にお問い合わせください!!