【DIY希望者必見!】人工芝の基礎知識と施工方法

 

 

 

 

 

今回は『 人工芝 』について

                    詳しくお話しします!!

 

 

 

 

今、外構工事を希望される方で過半数の方がこの人工芝を施工したいと言われる方が

多いです。  人工芝は天然芝と違って芝刈りなどのメンテナンスが不要なので

とてもお庭に敷くもののなかで人気があります。

 

その人工芝ですが、天然芝と比べると

材料費と施工費がかなり高いです・・・

 

やはりメンテナンスが不要になる分、材料費が倍以上になってしまいます

人工芝といっても安いものから高いものまでいろいろな種類があるので

高いものだと金額を見ただけでびっくりされる方も見えます・・・

施工費自体もベランダなどのコンクリートがある部分での施工や

砂地の上に施工する場合など色々な場面がありますが

天然芝と比較すると、防草シートや固定ピン、接着剤の塗布など工程が1つも2つも

多くなってしまうため施工費もちょっと高めになってしまいます。

 

それでも人工芝を希望される方が多いのでご自分で施工すればちょっとでも安くなる

とのことでご自分で人工芝を敷く方も多く見えます。

 

そういった方々に人工芝の特徴や施工方法をご説明したいと思います。

まず人工芝とはいったい何なのかという部分からになりますが

人工芝はポリウレタンという裏地に人工芝の質感を出したパイルと呼ばれる

人工の芝を編み込んだものになります。

 

裏地に関してはポリウレタンやポリプロピレンなど様々な種類があります。

この裏地の種類やパイルの質感や品質によって材料の値段の高い低いが

変わってきます。

エクセルが使用している人工芝はOnly-oneのプロターフをよくご提案しています。

数ある中で値段は安く品質は高いというとてもいい商品だと思っています。

                      

                      ↓ ↓ ↓(プロターフスタンダード)↓ ↓ ↓

 

 

 

 

次に人工芝の特性についてです。

人工芝は先ほどお話ししたように

裏地にポリウレタンなどの素材を

使っています。

 

 

 

製造過程でこの人工芝を目一杯引っ張った状態でパイルを縫い付けていくので

実際に施工した時に気温の変化で夏場や冬場に伸縮をしてしまうことがあります。

この伸縮を抑えるために予め袋から開封して人工芝を外で日に当てることもありますが

人工芝はかなり重く、ロールも2mx10m などとても場所をとってしまうので

実際には少し非現実的な作業になります。

さらに人工芝も耐候年数が7年から10年と決まっているので

ある程度の経年で人工芝の張替は行うこともありますので半永久的に持つという

事はありませんので注意してください。お庭でよく歩く部分などは特に

パイルが抜けたり痛んだりしやすい部分になります。

上記の人工芝の特徴を理解したうえで次の施工方法について

お話しできればと思います。

 

まず、人工芝をどの部分からご自分で施工するかですが

人工芝を敷くだけといってもそれまでに土の整地や、凸凹を直すための砂での整地

防草シートの設置など色々な工程があります。

 

土の整地からDIYでやるのが一番安くなる秘訣にはなりますが

前回のブログ 【DIY希望者必見!】外構 DIYをするときの注意点・頼み方) でも

お話しさせていただきましたが、整地からDIYでやると想像以上の労力と時間が

必要になってしまうので、お勧めは防草シート迄専門店に施工してもらって

本当に人工芝を貼るだけの状態にするのが一番いいかと思います。

なので今回は防草シートまで施工してある状態からの施工方法でお話しします。

 

【施工手順 ~材料の購入から~】

 

 1.敷地の面積を計算して実際に必要な人工芝の量を計算する

 

excel POINT 人工芝はとても材料が高いものになるので敷地で使用する場合

       なるべく破棄する部分なくなるように張る範囲や場所を考える!

 

 例:お庭の面積が縦 7m × 横 10m の場合(プロターフにて計算算出)

   2x10mロール 2本 + 1m×10mロール 1本 = 余り(破棄部分)なし

 

このようにピッタリの寸法の敷地はなかなかないですが上記のようにロールサイズなどを

調整して破棄する部分をなくすように頼めると、とてもGOODです!! 

 

     2.人工芝にも芝高がありご自分の用途に合った芝高を購入する

 

excel POINT

人工芝の材料だけでも購入はできるのでお気軽にお話ししてください!

お庭で使用する場合の一番お勧めの芝高は25mm~35mmです!!

余り短すぎたりすると少し足に刺さるような感じがします・・・

  

  3.実際に人工芝を敷地に並べる

 

excel POINT

人工芝を並べるときに芝の向きを揃えて並べると完成した時に

 統一感が出てとてもいい感じになります!!

 4. 人工芝の継目や端部の人工芝の耳(端部を先にカットする)

 

excel POINT

人工芝の端の部分は製造上1cm程裏地が残っている場合があるので

この部分が継目にあると継目が目立ってしまうので先にカッターで裏面からカットしておくと

最後に継目が目立ちにくくなります。

基本障害物がある場合やカットをする場合は裏面からカッターで切った方がパイルが

切れたりしないのできれいに加工できますがカッターを使用するときはカッターの刃1枚

ぐらいを出して切るのが一番安定すると思います。   

                  

  5. 実際に敷いた人工芝を接着剤と固定ピンで固定する

 

excel POINT

接着剤の施工は少し難易度が高く手が汚れたり、芝生に接着剤がついたりなど

が起きてしまうので接着剤ではなくテープ式になっている材料がお勧めです!

このジョイントテープをするかしないかで最初にお話しした伸縮による継目の伸縮の具合が

変わってくるので必ず継目の接着することをお勧めします!

固定ピンは基本パイルの並んでいる芝目に沿って打ち込むと芝を巻き込んだりせずに

きれいに打ち込めるのでピンが見えない状態になります。

(写真はわかりやすいように裏面になっています。)

  ↑パイルに沿ってピンを固定 〇    ↑ ピンにパイルが挟まってしまう ×

 

5番目の項目は地面に施工する場合の方法になりますが、もしバルコニーやベランダなど

ピンが固定することができない場所の場合は裏面を接着剤で張り付ける方法になってきますが、この場合は専門の方に頼んだ方がいいかと思います。

実際に接着剤の種類や、下地の状況など専門的な分野で使用材料が変わったり

下処理の方法が変わってきてしまうからです。

ここを怠ってしまうと剥離などの原因になってきてしまいます。

 

以上が人工芝の施工手順になります。

実際にDIYするときにわからないことがあるかもしれないですが

その時はエクセルのスタッフに聞いていただければ、どんな些細なことでも

対応の方をさせていただいておりますので、お気軽にご連絡ください!!

 

今回は人工芝のお話しをより詳しくお伝えしてきましたが

またお客様のDIYにご協力できるような記事を書いていければと思います。

施工事例等でも人工芝の施工写真等が写っているものもあるので

是非そちらもチェックしてみてください!!!