今回は、エクステリアのご提案でよくある
樹脂素材のメリットやデメリットについて
細かくご説明していきたいと思います!!
外構工事でよく使う樹脂素材で多いのが、樹脂木デッキ、樹脂木フェンスがあります。
他にも柱材などでも使用することもありますが大体は上記の2点が代表的になります。
樹脂木デッキといっても、YKK・LIXIL・三協アルミなどメーカーによって
種類や名前が異なります。
エクセルでは、YKKさんのリウッドデッキをご提案することが多いです。
樹脂木デッキの他にもタイルデッキや天然木デッキなど色々ありますが
今回は樹脂木デッキのメリット・デメリットについてご説明させていただきます。
樹脂デッキのメリット
樹脂木ウッドデッキの最大のメリットはメンテナンスが少なくてすむということです。
天然木では定期的な塗り替えが必要になるので
この手間が省けるのはとても魅力的です。
長年使うものだからこそ、お手入れが楽で、耐久性に優れた樹脂木デッキが
人気を集めているんだと思います。

他にも天然木とは違い樹脂素材なので
白アリによる害がない部分や
経年劣化がないのでデッキ自体が腐ることが
ないということ、そして節やささくれが
ないのでけがをすることもありません。
以上のように樹脂デッキだけでもたくさんの
メリットがありますが反対にデメリットもあります。
樹脂木デッキのデメリットとしては、天然木デッキに比べると、デッキ自体が熱くなるケースが
みられること。商品にもよりますが、素足で歩くのが厳しいこともあります。
メーカーさんによって取り扱いの色が薄い色から濃い色までありますが
濃い色だと余計に表面の温度が高くなるような感じもします。
他には、天然木とは違い耐水性が高いため、雨の日などはデッキに水が残り
滑りやすいこともあります。
このように樹脂木デッキのデメリットについても色々とありますが
最近では、表面温度が熱くなりにくい商品やスリップ帽子のためのリブ(溝)付きの
板材等も出てきております。
完全に解決したわけではありませんが、樹脂木デッキのメリット・デメリットを全てを
把握したうえでお客様には選んでいただければと思います。
次に、エクセルではよくご提案することが多い樹脂木フェンスについてです。
エクセルでよくご提案する商品がグローベンのPLADフェンス が多いと思います。
お庭の目隠しに使うことが多いですが
アルミフェンスだと少しありきたりな感じがしてしまったり、木調色のアルミフェンスだと
価格の部分で予算をオーバーしてしまうなど色々な場面があるかと思います。
PLADフェンス(樹脂木フェンス)は、見た目と価格の部分でとてもいいバランスが取れているので
お客様にはとても満足していただける商品になると思います。

特にこの、PLADフェンスは板材が1枚1枚
色ムラがあり、表面の繊維質片が天然木の
ような柔らかいイメージを演出してくれます
さらに施工性の部分でも
板材が7mm薄いため現地でのカットを
まとめて調整できるので
施工の部分でも安くできます。
デッキと同様に樹脂素材なのでメンテナンスが
必要ないのも人気の1つです。
メリットが多いPLADフェンス(樹脂木フェンス)にもデッキと同じようにデメリットがあります。
- 樹脂素材なので夏場と冬場の気温差で伸縮がある。
- 天然木のフェンスと比べると少しコストが上がってしまう。
夏場と冬場の気温差による伸縮による反りやたわみを軽減するために
施工時にいた同士の隙間を10mm程空けて、下穴を大きく開けてから
取り付けるなどがあります。
価格についてはアルミフェンスよりは断然安く施工ができますが、やはり天然木の値段よりは
コストが上がってしまいます。天然木の塗り直し等のランニングコストの事を含めると
将来的には確実に樹脂木フェンスの方が安く済むこともありますが
初期費用の部分では天然木 < 樹脂木フェンス < アルミフェンスといった形になります。
以上が樹脂系素材のメリットやデメリットのご説明になります。
それぞれの特性を把握して、お客様にご予算にあったもの、イメージにあったものを
選んでいただければと思います!!
エクセルの施工事例やInstagramでも色々な事例が載っているので
そちらを見ていただくとどんな商品なのかや、お庭に設置した時のイメージが
つきやすいかと思います。